ぶらぶら歩いて鐵路博物館に到着しました、所々に標識が出ているので、それに従って行けば無問題。

正式名称は香港鐵路博物館(ホンコンレイルウェイミュージアム)です。
入場料は免費(無料)です、ケチケチ旅には博物館巡りが持って来いです、香港の博物館は何処も入場料が10香港ドル程度ですが、その割り以上に内容が充実しています、特に歴史博物館と文化博物館。
公営の物はどれも安くて本当に楽しめます、民営の物はそれなりの場合が多いですが・・・

昔の大埔墟站(タイポーマーケット駅)を移設しリニューアルした物です。

昔の切符売り場。



中に入ると、昔の切符が展示されていました。

こちらは月票(一ヶ月定期券)。

これは月台票と書かれているので入場券だと思われます。

切符売り場の中側です。

展示品の中にこんなのを見付けました。

昔は粉嶺から沙頭角まで支線があったそうです。
これは、知りませんでした。
粉嶺ー沙頭角支線は1912年4月正式開通、軌道は狭軌、全長7.25マイル、途中に3個の駅があり、この短い路線を55分も掛かって走っていたそうです。
客車には屋根も無く乗客には不評の様でした。

運賃は粉嶺ー洪嶺 5セント、禾抗 10セント、石涌凹 15セント、沙頭角 20セント。(1911年12月)
1928年沙頭角公路が完成し、1928年4月1日沙頭角支線は17年の歴史に幕を閉じました。

九廣鐵路時刻表。(1925年9月11日)

尖沙咀站(チムサーチョイ駅)。
今では、こんな所に駅があったなんて信じられないですね。

現在の鐵路地図。
下の予定線が気になりますね。
次回は屋外展示をお贈りします。
お気に召したら↓ポチッとお願い致します。
にほんブログ村「九廣鐵路的歷史 (廣東話版)」
花襲人
