つづきです。
日本の稲荷神社の元は媽祖廟なのだそうです。
伝教大師入唐通牒(複製品)
唐の貞元二十年(804年)、日本人僧最澄(767-822年)は遣唐使として入唐、浙東の天台山で天台教の教義を習い、明州の開元寺で受戒を受ける。
806年、最澄は帰国し、京都比叡山に延暦寺を創建し、日本の仏教に天台宗を創立する。この通牒は又の名を≪明州通牒≫、原本は滋賀県の延暦寺に所蔵されている。
明宣宗手諭(複製品)
宣德七年(1432年)、日本の天皇は京都天龍寺主持籠室道淵(原籍寧波)を正使として率使団を中国に派遣した。明宣宗は天皇自らの手で賜った、原本は日本の藤井有隣館に所蔵されている。
≪山水長巻≫(複製品)
明の成化三年(1467年)春、日本人僧雪舟は日本から随明船で寧波に上陸し、天童寺に逗留、後に北京などの地を遊歴し、中国画の技法を学ぶ。彼は日本の特色を有した水墨画の開祖となる、日本では「画聖」との誉れが高い、代表作には≪唐土勝景図≫、≪育王山図≫≪四季山水図≫等。この≪山水長巻≫の原本は日本の山口毛利博物館に所蔵されている。
つづく
花襲人
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